2024年3月11日 卒業式 63名が修了

3月11日の卒業式では、63名が修了証書を授与され、山口校長と越野理事長が祝辞を述べました。

山口校長は自らの失敗談を披露したうえで、そこから得た教訓を語りました。
辛くても逃げるわけにゆかず、自分で立ち上がって前に進むしかない。そんな苦しい状況でも、味方が必ずいることを忘れないでほしい。
そして、アメリカの第16代大統領リンカーンの言葉「意志あるところに道は拓く」を紹介しました。

続いて、越野理事長は、この日が東日本大震災からちょうど13年目にあたることから、震災後に世界各国から日本に差し伸べられたあたたかい支援について触れました。
山口校長のように素直な心で失敗を省み、失敗を糧に前に進もうとする姿勢を、皆は見習ってほしい。そうすれば、これから大変なことがあっても、誰かが必ず見ていて、きっと応援してくれるはずだと述べました。

台湾出張中の井上専務理事からは、卒業生へのメッセージとして上杉鷹山の短歌「為せば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」が贈られました。

卒業生代表の挨拶は、Aクラスの陳凱琳さん(香港)が務めました。
受験生として苦しかった時期にクラスの友人たちに励まされた話や、失敗を繰り返してもさらに良い自分になる努力が大切だということなど、まさに校長と理事長の祝辞に答えるような、素晴らしい挨拶となりました。

卒業式では、皆勤賞の表彰も行われました。
3名に後援会から学習奨励金が贈られました。