金美齢名誉理事長の叙勲

11月15日、晴れの叙勲の日に相応しい穏やかな天気に恵まれました。
午後1時15分。まず、外務省内で勲章の伝達式です。
河野太郎外務大臣から勲章と勲記を授与されました。

今回、外務省推薦で受章された方は約30名。
各国大使などを歴任された錚々たる顔ぶれでした。
日本語普及の功績で受章された、元国際交流基金日本語国際センター所長の西原鈴子先生とは金先生とお隣の席でした。

西原先生(左)と金先生
いただいた賞状

勲章を着用し、皆さんバスで皇居へ。
豊明殿で天皇陛下の拝謁を賜ります。
叙勲者は総勢4000名以上いらっしゃるので、何グループかに分けて拝謁が行なわれました。
外務省関係のグループでは、西原鈴子先生が代表で陛下に謝辞を述べられました。
日本語教育の分野で活躍する先生がこのような大役を務められたことを、たいへん誇りに思います。
行きは坂下門から入りましたが、帰りは紅葉の始まった皇居内をバスでゆっくり回り、乾門から退出しました。
午後5時ころ、再び外務省にもどり、陛下からの賜物(どら焼き)をいただいてそれぞれ帰途に着きました。

待ち時間の長い長い一日でしたが、無事に終わりほっと一息です。
夜、金先生と井上(校長)は、新宿の「つな八」でささやかに祝賀会。
おいしいビールと天ぷらをいただきながら、学校のこれまでの30年間の歴史を振り返りました。
(終日、井上が同行しました。)