日本での就職について

2020年度の調査では、日本の大学等を卒業後に日本で就職する学生の割合は、約31%です。また、日本語学校を卒業後に日本で就職するのは約6%です。日本政府は留学生の就職支援に力を入れており、就職率は今後増えていくと思われます。
日本で就職し、在留資格を得るためには、原則として国内外の4年制大学を卒業しているか、国内の専門学校で専門士の資格をもっていることが必要です。
ただし、一般に「就労ビザ」といっても、「技術・人文知識・国際業務」、「教授」、「経営・管理」、「特定活動」などさまざまな在留資格があります。
留学生の日本企業への就職状況(業種、職種、給料など)については、毎年10~12月ごろに出入国在留管理庁から発表される「留学生の日本企業への就職状況について」に詳しく記されています。
なお、理容、美容、製菓、調理など、業種によっては日本での在留資格を得られない(または得にくい)ものがあります。

コース

日本での就職を希望する方は、「日本語1年コース」を選んでください。全日制の授業で四技能(「読む」、「書く」、「聴く」、「話す」)をバランスよく習得します。中上級クラスでは、N2またはN1合格を目指します。
日本人大学生や地域の日本人との交流の機会を多く設けていますので、就職活動時だけでなく、就職後に必要なコミュニケーション力が身に付きます。

就職セミナー

4~5月と10~11月にそれぞれ全5回の就職セミナーを実施します。
4~6月または10~12月の短期コースの方も就職セミナーを受講することができます。
就職セミナーは、①ガイダンス ②自己分析・企業分析 ③自己PR・履歴書の書き方 ④模擬面接 ⑤企業経営者との意見交換会の5回シリーズで開講します。自己分析・企業分析、自己PR・履歴書の書き方、模擬面接などは、就職支援のプロが指導に当たります。
企業経営者との意見交換会は、東京商工会議所などの協力をいただいて実施しています。
就職セミナーのほか、企業見学、インターンシップの機会もあります。
JETの就職指導担当スタッフが、1年を通じて情報提供や学生相談にあたり就職活動を支援します。

卒業生の就職状況

主な就職先

年度別 就職内定状況

就職に関する統計資料