日本語1年コース(日本語基礎科)も全日制のコースです。このコースでは、専門学校進学や日本での就職に必要な日本語力を身に付けることができます。
また、日本人大学生との交流や、ホームステイなど、たくさんのアクティビティーを通じて、日本の文化を直接体験できます。
JLPTのN1やN2の受験にも対応しており、読み書きの能力もバランスよくつきます。
専門学校進学希望者には面接指導をおこないます。
また、就職希望者は就職セミナーを選択履修することができます。
4月と10月に開講する1年の課程ですが、最長2年まで在籍を延長し、さらに上級のレベルに進むことができます。

日本語1年コース(4月入学/10月入学)

第1学期
4月~9月/10月~3月
第2学期
10月~3月/4月~9月
学科日本語基礎科A / B
ビザ留学ビザ(1年3ヶ月)
授業時数
(必修科目)
440時間(日本語)440時間(日本語)
レベル初級・中級・上級
(日本語クラス)
初級・中級・上級
(日本語クラス)
授業料700,000円

*日本語コースは原則として1年の課程ですが、出席状況に問題がなければ最長2年まで延長して履修が可能です。

「日本語クラス」の週間時間割

「進学1.5年コース」の第1学期、「進学2年コース」の第1学期と第2学期、「日本語1年コース」の全期が「日本語クラス」のスケジュールになります。

中上級レベル

19:00-9:50日本語日本語日本語日本語日本語
29:55-10:45
310:55-11:45日本語日本語日本語日本語日本語
411:50-12:40
514:00-14:50日本事情漢字(漢字/多読)日本語日本事情
614:55-15:45 /

初級レベル

19:00-9:50日本語日本語日本語日本語日本語
29:55-10:45
310:55-11:45日本語日本語日本語日本語日本語
411:50-12:40
514:00-14:50 / 日本語 (漢字/多読)日本語 /
614:55-15:45

使用テキスト

初級段階のテキストは、「みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ」(第2版)を使用し、中級以降では、「中級へ行こう」、「中級を学ぼう」、「TRY!日本語能力試験 文法からのばす日本語」、「日本語総まとめ」、「毎日の聞き取り50日」などを使用。新聞記事や日本の著名な作家の文学作品も扱います。

「日本語クラス」の特色

  • 全日制で、年間授業時数は880時間以上あります。「読む」、「書く」、「聴く」、「話す」の四技能をバランスよく習得します。JLPT対策も行います。
  • 「日本事情」は、いろいろなテーマの授業の中から選択履修します。日本の人気テレビドラマから自然な会話や発音を学ぶクラス、日本文学に挑戦するクラス、歌で日本語を学ぶクラスなど、テーマは多岐にわたります。
  • 「漢字」はレベル別に再編成したクラスで、週に1回集中授業を行います。非漢字圏からの学生を対象とした漢字の補習授業もあります。
  • 「多読」の時間では、易しい日本語で書かれた本をたくさん読みます。
  • 授業時間外に、さまざまな課外活動に参加の機会があります。
  • 日本人大学生との交流活動に、年間20回以上参加します。
  • 夏休み等に日本全国で行われるホームステイに参加が可能です。
  • 歌舞伎や茶道など、日本の伝統文化を体験する機会があります。
  • 美術館や工場などの見学、ハイキングなどの学校行事が盛りだくさんです。
  • 短期入学(1~3ヶ月)も可能です。

就職指導について

就職指導専門の講師や地元の企業経営者を招いて、就職セミナー(全5回①ガイダンス ②自己分析・企業分析 ③自己PR・履歴書の書き方 ④模擬面接 ⑤企業経営者との意見交換会)を実施します。また、JETの就職指導担当スタッフが情報提供や学生相談にあたり、1年を通じて就職活動を支援します。